Hot Soup Processor スクリプト言語システム
実行ファイルの作成法
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無料(フリーソフト)で公開されてるスクリプト言語システムHSPの実行ファイル(拡張子は「exe」)の作成の仕方を紹介です。HSPで打ち込んだスクリプト(*.hsp)をコンパイルして、Windows用の実行ファイル(EXE)として出力作成から、起動アプリケーション化する。HSPプログラムは自由に配布が可能。
■ 実行ファイル自動作成
HSPエディタのメニューバーにある「HSP」→「実行ファイル自動作成」をクリック選択すると、『実行ファイルを作成しました。』という情報ボックスが表示されます。これだけですから。
作成されるEXEファイル(実行ファイル)は「hsptmp.exe」というファイル名です。昔のHSP2.6時代はpackfile編集などの作業が必要でちょっと楽ではないですが、HSP3からでは基本的に作業はとても単純になった。
■ #packopt (nameパラメータ)
あらかじめ作成するファイル名を設定しておきたい場合は、スクリプトの先頭付近で「#packopt」命令を用意しておく。
タイプに「NAME」を指定し、出力名を記述する。拡張子は付けないでいいです。下のサンプル例では実行ファイル自動作成で「sample.exe」が出力されることになるんです。
#packopt NAME "sample" mes "HSPで実行ファイル" |
■ #packopt (xsize・ysizeパラメータ)
あらかじめ作成した実行ファイルを起動した時に出現するHSPウィンドウの大きさをしておきたい場合は、スクリプトの先頭付近で「#packopt」命令を用意しておく。
タイプに「XSIZE」(横サイズ)、「YSIZE」(縦サイズ)を指定する。通常は640x480サイズの「screen」命令でもパラメータに初期サイズを指定できるが、この部分はそれよりも前の段階で反映されるのが特徴。
#packopt XSIZE 300 #packopt YSIZE 200 mes "HSPで実行ファイル" |
■ #packopt (hideパラメータ)
あらかじめ作成した実行ファイルを起動した時にHSPウィンドウをいっさい表示させない場合は、スクリプトの先頭付近で「#packopt」命を用意しておく。
タイプに「HIDE」を指定し、設定を1とする。プログラムは裏で起動することになるので、必ず「gsel」命令を使ってウィンドウを表示化させないといけない(そうしないとユーザーがプログラムを終了できないから)。
#packopt HIDE 1 mes "HSPで実行ファイル" gsel 0,1 |
■ ウィンドウの最前面表示
他のプログラムよりも常に最善面に表示されるHSPウィンドウを用意したい場合は「gsel」命令を使う。第一パラメータが対象のウィンドウIDの数値、第二パラメータで2を指定する。逆に1にすれば最前面表示を解除できる。
■ HSP2のときの実行ファイル作成
HSP2.6のころの実行ファイルを作成です。HSP3から上の方法で行う方がとても楽です。
「HSP」→「START.AXファイル作成」を行うと「start.ax」ファイルが作成される。「start.ax」というファイルは
書いた命令・関数・変数などがHSP用に変換されたデータです。「ツール」→「PACKFILE編集」を選択し、まずは
この「start.ax」を含めます。画像などをを実行ファイルに埋め込みたいならここで指定します。そして、
「ツール」→「EXEファイル作成」で実行ファイル作成となります。
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